2021年12月16日、フィリピンビサヤ地区を巨大台風(台風22号/フィリピン名:Odette オデット)が直撃しました。日本ではあまり報道されなかったのですが、フィリピンのセブ島・ボホール島などにおいて広範囲にわたり大きな被害が発生しました。台風直撃後よりインターネット通信・電気・水道などのライフラインが遮断され、400名以上の死亡者・40万人以上の避難者が出る大惨事となりました。
リゾート地として有名なセブ・マクタン島では海に面したリゾートエリアがもっとも大きな被害を受け、海沿いの建物は半壊・全壊となったものも少なくありません。「南国の台風」ときいて「藁ぶき屋根の木造家屋がふっとんだ」ようなイメージを持つ方もいらっしゃると思いますが、そのような生易しいものではなく、風速70m(時速260km相当)の数がコンクリートの建物・電柱・船舶などを破壊し、美しかった海辺のリゾートは、がれきの山と倒木ばかりの被災地となりました。
コロナ禍の影響により厳しい状況が約2年続いてきたなかのこの大災害でしたが、現地では人々が、国籍・人種・業種・宗教を超えて力を合わせ、助け合い、復興作業にあたっています。
被害に遭われた方々には心からお見舞い申し上げる共に、弊社としてできること、短期的・長期的視点で考慮し実行していく所存です。
2022年2月10日から、セブ島の外国人観光客の受け入れ再開がされましたが、セブ島リゾート地でのウエディングは今しばらく難しい状況です。
このホームページ(エリスブライダル公式サイト)で使用している写真はこの災害(2021年12月)以前のものです。悲しいことに、跡形もなくなってしまった会場もあります。各リゾートホテルの復興状況など確認しながら、2022年4月以降にセブ島現地視察・写真の差し替えを予定しております。
弊社にとっても厳しい状況が続いておりますが、お問い合わせ対応などの業務は2022年も継続してきます。不定期でお休みがありますので返事が遅くなることもあるかもしれませんが、お気軽にご連絡ください。引き続きどうぞよろしくお願いいたします。